【悲報】日本のタンス貯金43兆円!!(500円玉貯金含)
こんばんわ
クマです。
昨日の日本テレビで放送の
「超問クイズ!真実か?ウソか?」
観ましたか?
我が家のテレビ画面ではたまたま写っていました。
あまり気にせず観てましたが、コーナーは
街角アンケート
500円玉貯金やってますか?幾らたまってるか?
みたいなコーナー
みんな500円玉貯金してるんですねぇ。
なんとこの回の放送では最高額の人が99万6000円でした。
何年貯めているのか聞かれるとその期間なんと6年!!
すげー
勿体ない!!
だって貯金箱に入れてあったって利息も何もつかないんですよ?
1円たりとも。
そしてインフレによって価値はみるみる減少していきます。
ジェレミー・シーゲル氏の書いた
株式投資の未来
永続する会社が本当の利益をもたらす
によれば
1801年に株式に投資した1ドルは2003年末には597,485ドル(購買力にして)になると書かれています(インフレ調整後、配当、利息、キャピタルゲイン込み)
ところが
1ドルをそのまま持っていると約200年後には7セント(購買力にして)程度になると書かれています。
って事は
チャリンチャリン貯めている500円玉の価値は時間と共に減少しているのです。
さてさてこの方の6年で99万6000円貯めたとの事ですが、計算すると一年間で166000円貯金出来たことになります。
一か月で13800円です。
ではこの約13000円を株式で積み立てて行くとどうなるでしょう。
ジェレミーシーゲル氏のデータ6.5%~7%の低い方6.5%で計算してみましょう。
6年間
毎月13000円
6.5%複利(配当再投資)
で積み立てて行くと
その額
114万0400円となります。
500円玉貯金箱は99万6000円
と、その差144400円です。
更に10年後、
500円玉貯金は165万6000円
株式投資に積み立て217万8500円
20年後、
500円玉貯金は331万2000円
株式投資に積み立て626万7900円
40年後、
500円玉貯金は662万4000円
株式投資に積み立て2935万4000円
差はどんどん年月と共に広がります。
つまり、タンス預金から株式に投資するだけで複利のチカラがものすごい勢いで働き40年後には2273万もの差が生まれるわけです。
チャリンチャリンという心地よい音と引き換えに2273万円というお金を手に入れる機会を失っているのです。
40年間聴くチャリンチャリンという音に2273万円の価値があれば良いのですが、実際には1円の価値もないです。
だったら米国株式にコツコツと積み立てて行った方が合理的です。
ところで日本の個人金融資産は約1800兆円になるそうで、そのうち約43兆円が「何も生み出さないタンス預金」です。
つまり1年間で2.8兆円のお金を生み出すチャンスをみすみす逃しているのが日本国民の現状です。複利のチカラを考えると恐ろしい額になる。
バカとしか言いようがない状態です。