詐取される側になるか、詐取する側になるか
こんにちはクマです。
暑いです。
とにかく暑い。
ダイエットのために歩いているわけですが、15時とかに帰れる日は頭がクラクラします。
できるだけ日陰を探し
水筒の水を飲み
家に帰ります
でも、本当に熱中症になるわー
マジで日本の夏は厳しいわー
クマは会社の労働組合の執行役員ってのをやっています。
組合員への福利厚生?を考えたり、会社への労働条件の交渉内容を考えたり、団体交渉で会社役員と交渉したり(実際は組合の委員長が交渉します)します。
で、交渉以外の機会にも役員と話をしたりするんですが、思うのは
なんで現場の給料はこんなに低いんじゃーーーー
ってことです。
役員の人たちは結構な報酬をもらっているのに実際にお金を稼ぎだしている我々の給料は地を這う水準です。
ほぼほぼ何もしてない
株主に至っては、
給料は上げるな。
仕事は増やせ。
ってな感じ。
人もいない中、仕事ばかりが増え、負担と疲労、ストレスだけが増える。
労働者の悲しい性です。
「労働者は生かさず殺さずの賃金が望ましい」
誰かがこんなこと言ってた。
あーーー詐取されてるなぁ。
でも、経済の仕組み的に仕方ない。
詐取されるか、詐取するか
労働者は経営者の言われるがままに働くしかありません。
勿論、労働組合、ユニオンに入り、異議を唱えたり交渉することは可能ですが、自分達が稼ぎだしたお金を経営者や株主がもって行く事にかわりはありません。
誰かが死ぬまで働いても会社は養分を吸い尽くした社員をポイッっと捨て次の養分をさがします。そして会社と株主だけは潤っていくのです。
「俺は会社から必要とされている!」
って考えている方はおめでとうございます。一生を会社に捧げてください。あなたは会社に必要な養分です。
ようするに日本の「社員は家族だ」みたいな考えは幻想なのです。一部の日本的企業ではあるかもしれませんが、そんな企業は一つまみです。
そして一つまみの企業も表向きは経営者と従業員は一体だ、なんて言いますが、果たしてそうでしょうか?
勿論経営者が潤うのは仕方ないことです。
なんせ、リスクを負ってビジネスを展開しているからです。
ではビジネスを起こせばいいのでは?!
これはこれで敷居が高い、非常にリスクがあり、現実的ではありません。
「いやいや、俺にはできるよ」
って方は頑張って。ソフトバンクの孫正義氏やマイクロソフトのビルゲイツ氏の様に才能と実力に満ち溢れた方はビジネスを起こした方が手っ取り早いです。
ただ、普通に労働者やってきた人にはなかなか難しい。
資金の調達やビジネスプランを立てても大体が倒産という悲しい結末を迎えます。
街の店舗を見ていても5年継続できないお店や会社がたくさんあります。
我々のような労働者階級の人間が少しでも詐取される側から詐取する側に回るために手っ取り早いのが
株式投資です。
株式に投資する
と言うことは
ビジネスそのものに投資するということです。
例えばAmazonの株を持った瞬間からあなたはAmazonのオーナーになるわけです。
いわば社長よりも権力を持ちます。(社長が株を持っていなかったらね)
そしてAmazonの社長や社員が一生懸命働いて稼ぎだしたキャッシュは株主(オーナー)であるあなたのポケットにはいるわけです。
たった1株でも持った瞬間から社員が稼ぎだしたキャッシュはあなたに分配されます。
あなたが寝ていてもAmazonの社員が働いてあなたの口座にお金を振り込みます。
これってすごいですよね。
色々な企業に投資をし、世界中の株を持つことによって世界中の従業員があなたのポケットにキャッシュを入れるために働きます。
なんかすごくないですか?
どうです?詐取される側から詐取する側に変わったでしょ。
詐取されながらも稼いだお金を節約して、株を買えば少しづつだけど、誰かがあなたのために働く状態になっていきます。